2018年2月18日日曜日

岡電バス 住吉宮線

岡電バスのローカル路線に目覚めるきっかけとなった、系統番号91番「住吉宮」線。
秋の黄金色の田んぼと旭川の土手を走る写真です。
終点の住吉宮は、ボクの家からもギリギリ徒歩圏内で、小学校の頃、学区外ながらも何度か住吉宮の祭りには出店を求めて遊びに行ったこともあります。
天満屋から、市街地を走るのですが、そのルートは大通りを避けるかのような狭隘路線、岡山表町の古い映画館街「千日前」の裏通りを経由し、一旦岡南営業所で大通りに出ますが、その後、旭川の土手まで、車とすれ違うのにも苦労する路線。
旭川の土手に出た後は、「岡山製紙」の工場の脇を通り、風景は開けますが、終点まで土手沿いののんびりした光景が広がっています。
エアロミディMK ナンバー32-97番 社番907号車 908号車(修正いただきました)。

別の日、夏空の下を走る、上り天満屋行。ナンバー32-99番 社番909号車 910号車(修正いただきました)。
写真に写る旭川に船が係留されていますが、これは、不法係留の船。今は一掃されましたが、当時は当然のように、たくさん係留されていました。
もう一枚、春の咲き乱れる菜の花と共に。菜の花がバスにかかっちゃいましたが、住吉宮行。ナンバー32-99番 社番909号車 910号車(修正いただきました)。
一日5往復か6往復だったと記憶しています。
こののんびりした空気を感じたくて、何度か乗りましたが、この住吉宮線も1999年に休止→廃止となってしまいました。。。

2018年2月17日土曜日

岡電バス 神道山線

岡山のバスが揺れている。

両備HDがバス31路線廃止届 背景に過当競争 状況次第で撤回も

緊急発表 (平成30年2月8日午前) 
全国の地域公共交通を守るために、敢えて問題提起として赤字路線廃止届を出しました。

今回の岡電バスの廃止届の中に気になる路線があった。
「神道山」(しんどうざん)線である。
現在の神道山線は、岡山駅西口を起点として、途中まで尾上線と共通路線として運行、平日2往復のみ!土休日4往復のみが神道山に乗り入れるようである。
実は、この神道山線、1999年まで、NTT前を起点として運行される路線で、1999年に一旦休止となった路線であった。
(参考にさせて頂いたのはこちらのページ)さよなら 神道山線&住吉宮線

トップの写真は、1996年ごろ、終点「神道山」にて。エアロミディMK 32-98番、社番909号車。
高島屋の袋を持ったおばあさんが降りてきているから、ボク以外にも終点まで乗る人がいたことがわかる。当時は恐らく5往復くらいあったと思うが、次にブログに書こうと思っている住吉宮線と記憶がごっちゃになっているかもしれない。

とにかく当時から、岡電バスの中でも本数が少なく、中型バス「三菱ふそうエアロミディ」専用で運行される狭隘路線を通る「ローカルバス」であった。
今でもローカルバスは好きだ。しかし、ローカルバスは鉄道ローカル線以上に乗り難い。何しろ本数は少ないし、1本逃せば、当然その他に交通機関は無い場合が多い。
岡山で、比較的安全に!?ローカルバスの雰囲気を味わえる路線が、この「神道山」線と「住吉宮」線であった。
田んぼの中の狭隘路線を走る、ローカル路線ぽい写真が撮りたくてこの写真を撮ったが、高校生の当時、この写真を撮った後、結局ここからひたすらこのバス路線を徒歩で戻ったのを覚えている。。。