2020年7月12日、中央線某駅前ロータリーに、1台の白いバスが・・・
有志数名で、三菱エアロスターワンステップ、MP35JKを自己所有された「函嶺自動車交通」さんの「自家用バス」です。
乗り込むと、整理券箱、運賃箱はまだ取り付けられていないものの、当然ながら、社内は路線バス!
ワンステップ車なので、左最前列、通称「バスオタ席」に座らせてもらうと、
「どこに行きましょうか?」
路線バスに乗り込んで、「どこに行きますか?」と聞かれる違和感www
とりあえず、今日は近隣をドライブしてもらう。
元は、箱根登山バスの車両を、仲間でお金を出し合って、中古として購入した車両。
ハイバックの2シートが並ぶ社内は、ほぼ原形のまま。
後付けで、シートベルトも装着してあるので、高速道路走行も可能だ。
所有するために、大型免許も取得したという。
ボクは、自分の結婚式で、岡電バスの路線バスを貸し切る程度には、バスマニアなのだが、「まだ、バスは持っていないのですか?」と質問されたときには、笑ってしまったが、本気で、「ボクは何故、まだ、バスを持っていないのだろう?」と、自分に問いただしてしまった。笑
トラック用の洗車機で、洗車をする。
車中、バス談義に花が咲く。
趣味を極めた人は、決して、競ったり、比較したりしない。
「好き」を極めれば極めるほど、そこにはそれぞれに個性が出て、専門分野ができてくることを自分たちが体感して知っているのだ。
改めて、ボクも、自己紹介のお話をさせていただく。
岡山電気軌道、岡電バスで通学していた頃にルーツ、多数のバス会社が共存?競合?する岡山の特徴や、岡電も車体は西日本車体工業(西工)だが、シャーシーは、三菱ふそうであり、両備バスも、宇野バスも、やはり三菱が主体だった。
横浜に移住後、就職したCATV局で、横浜市金沢区、栄区、戸塚区の、京急バス、江ノ電バス、横浜市営バスの車窓をひたすら流す番組「路線バス百景」にちょっとだけ携わったりしたこと、そして、今、改めて、自分の地元を見直して、神奈中バス伊勢原営業所を掘り下げているお話などをさせていただいた。
函嶺自動車交通さんは、方向幕(現在はLEDを装着)や、社内放送設備、整理券装置、運賃箱などを復元して、できるだけ「路線バス」としての原形を大切にしながら、いろいろなイベントやツアーなどに参加したいとのこと。
バスを購入するにあたって、形式が、三菱エアロスターであるということは、当初からメンバーの中に異論は無く、三菱ふそう好きなボクとしても、非常にうれしい限りだwww
そうやって、お互いに、個性を認めながら、共通項では、大いに盛り上がる、本当に楽しい道中だった。
もちろん、バスの維持には困難もある。
費用面では、駐車場代と、車検が重くのしかかるとのこと。
ボクとしても、何か支援になるような企画を、是非とも考えていきたい。
箱根の山を登って鍛えていたためか、現在のところ、エンジンは非常に快調で、高速走行も問題ないとのこと笑
「なぜ、ボクはまだバスをもっていないのか?」ボクとしても、本気で考える引き金を引かれた思いがする!!
函嶺自動車交通のみなさま、今回のご縁を作っていただいた、朋友細見さん、本当にありがとうございました!!
次回は何か企画を組んでお会いしたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします!!
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