上野駅 EF64 1052
4月26日土曜日、4月24日から5月5日運転の、臨時「あけぼの」に乗ってきました!
3月の定期廃止までに乗れず、悔しい思いをしたボクですが、1ヶ月前の3月は仕事が多忙で切符を取りに行けずじまい。。。
あまり一人だけでとまりで旅行に行くのも、うちの嫁様の手前気が引けるので、あきらめかけていた4月初旬・・・って結局あきらめきれずに、横浜駅のみどりの窓口へ行くと、
「4月26日、B寝台下段が1席だけ空いてます!」
即買ってしまいました・・・
上野駅に行くと、旅行気分が高まります。
ヨーロッパ的な行き止まりホームとコンコースの構造に、東北の玄関口としての歴史の深みが加わり、本当に旅情溢れるステキな駅です。
上野駅コンコースといえば、猪熊弦一郎作の絵画「自由」。
子供の頃、福音館書店の名作絵本「やこうれっしゃ」の1ページ目に出てきて、非常に印象に残っています。
さらに、先週、品川キャノンギャラリーSにて開催中の本橋成一さんの写真展「上野駅の幕間」を観に行ったので、気持ちは昂ります!!
数年後には東海道線と東北線も直通運転を開始しますが、上野のこの雰囲気は残るのでしょうか?
さてさて、上野駅ではもちろん、尾久車両センターからの推進入線が見たい!ということで、約1時間前にホームへ。
既に正面にはカメラを手に陣取る、ホントの少年と、心が少年のおっさんが・・・
もちろん、潔い少年のココロを持つボクも空いたスペースにカメラを構えました。
少年の一人は、本日赤羽でニコニコ超会議号と黒磯訓練を撮って、上野まで来たそうな・・・
「あけぼの乗るの?うらやましいなぁ・・・お金ないし・・・」
と言われましたが、ボクは、
「いや、学生で時間があるうちに思いっきり列車を追いかけて撮っておけるのもうらやましいよ!今走っている列車がもう数年後には走っていないかもしれないから・・・」
そんな会話をしながら到着を待つ。
約15分前、ようやく入線。
カメラを持って線路終端で待ち構えていましたが、あ・・・れ・・・そこまでですか!?
そう、臨時あけぼのは、定期時代より2両減車の6両編成だから、ずいぶんホームの端に止まりました・・・
本日乗り込むのは、B寝台6号車、電源車カニ24と背中合わせに繋がっているオハネフ24.
白帯、ステンレス切文字。初期ブルートレインの香りを残す車両。
ドア上の3つ星は、「2段式客車寝台」の表示。
もう一つ星「3段式客車寝台」は存在しないし、2つ星「3段式電車寝台」も定期列車はありませんが。
実は、今回の「6号車15番」というのは、一番端っこの寝台で、通常は通路と直角に2段寝台が向かい合っているのですが、15番は2段寝台の反対は、壁、ちょっとした2名個室みたいな感じ。
まぁ、上段の人は知らない人ですが。
上野駅を定刻どおり21時33分発車。
久しぶりの発車時の「ガックン」ショック。
うーん、客車列車独特の味わいではありますが、夜中にあのショックで安眠できない方も結構いらっしゃるかと・・・
さて、発車してしばらくは車内を歩き回ったり、上野駅で買い込んだビールを飲んだり・・・
そうそう、車内販売はありませんし、今回あけぼの名物の大館駅駅弁「鶏めし」も繁忙期のためお休みとのこと。
臨時化されて、どこで食料にありつけるのか(お酒にありつけるのか)非常に心配だったので、上野でビールとおにぎりを大量に購入しておきました。
あっという間に高崎。
多少外に出る余裕がある最後の駅でした。
まもなく日付が変わります。
また車内でビールを飲んだり、うろうろしたり、多少ウトウトしたりしながら、やがて2時30分ごろ、長岡でEF64からEF81への機関車交替。
しかし、運転停車のみで、車外に出られないため、かつての九州ブルートレイン下関・門司での機関車交替のように機関車のところにみんなで走っていくというショー的なことは無く、冷えた空気の中、静かに黙々と開放・連結作業がされていきます。
EF81がずいぶん離れた機回り線から回ってきます。
では、本日はそろそろ寝ましょう!
おやすみなさい!!
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