2018年4月29日日曜日

岡山臨港鉄道 廃止記念乗車券

縁あって、岡山臨港鉄道の営業廃止記念乗車券・入場券を譲って頂くことが出来ました!
廃止直前の岡山臨港鉄道の貴重な車両達の写真!ステキな乗車券を手に入れることが出来ました。
「公式写真」として、岡山臨港鉄道の車両をご紹介できるのは嬉しいです。

キハ1003は、廃止直前に紀州鉄道に譲渡され、改造されながらも現在は富山県、株式会社ジェイアール貨物・北陸ロジスティクスの伏木ヤードで保存中です。
Facebookページ「キハ605修復プロジェクト」
キハ3001は、以前「岡山港県営上屋のこと(岡山臨港鉄道の話題) ~その3~」でも書きましたが、廃車後、岡山港倉庫手前に廃車体が詰所として利用されていました。
一度だけ、父と岡山港を訪れた時、この廃車体から数人の男の人が顔を出していて(記憶の中では、何故かスーツを着た人だった!?)、「ああ、この廃車体は利用されているのだな」と思ったのが記憶にあります。
DB103型は、典型的な汽車会社製ディーゼル機関車。DB102が今でも「岡山臨港」本社に保存されているのですが、DB103は残念ながら解体されてしまいました。
キハ5001は、前の日記「岡山臨港鉄道キハ5001」でも書いた通り、廃車後、福祉施設「旭川荘」に保存後、残念ながら解体されました。
DD1351型は、岡山臨港鉄道最後の貨物列車で、DD1352と共に水島臨海鉄道に譲渡されたそうですが、その後DD1352が水島臨海鉄道のヤードで保管されましたが、DD1351は、早々に廃車となった模様です。。。涙
乗車券の写真でDD1351が牽いているタキ35000系のタンク車2両、社紋から、横浜の新興貨物駅最晩年に見られた内外輸送の車両か!?と思いましたが、やはり、同和鉱業・クラレ関連で、内外輸送のタンク車が入線していたようですね!

2018年4月13日金曜日

岡山臨港鉄道キハ5001

やっと、岡山臨港鉄道、実車の写真です。
岡山臨港鉄道キハ5001。
廃車後、岡山市内の福祉施設「旭川荘」に保存されていた頃の姿です。
1992年頃の撮影です。
当時、ボクが岡山市中区の龍之口八幡宮に入学祈願に登っており、その途中で旭川荘に立ち寄りました。
いやぁ、よく撮っていたと、当時の自分を褒めたいwww
キハ5001は、江若鉄道から譲渡され、バス窓、丸顔に近代化された姿から「オバケ顔」「宇宙船」等と言われながらも、岡山臨港鉄道廃止まで活躍しました。
廃止後、保存されたのは良かったのですが、残念ながら現在は解体されてしまいました。
「猿」のヘッドマークが付いていますが、ボクの記憶では、岡山臨港鉄道は廃止直前に各旅客車両に桃太郎の「桃太郎」「犬」「猿」「キジ」のヘッドマークを取り付けました。
キハ5001の「猿」もその名残です。
写真に少し写っていますが、隣にはワラ1かワム60000と推測される貨車の廃車体が置かれていました。
岡山臨港鉄道キハ1003→紀州鉄道キハ605は、非常に幸運なことに現存しています。
キハ7003は、岡山市の「ちどり保育園」に保存、そして、キハ7001は先頭部分のみ保存されています。
今更ながら、このキハ5001が解体されたことが残念でなりません。




2018年4月3日火曜日

DE10 1005の思い出

鉄道模型のお話です。
MICRO ACE(マイクロエース)DE10-1005。
またまた個人的なお話で恐縮ですが、お嫁入りが決まりました!
「え?DE10を手放しちゃうの?」と思った方、そうです、ボクは国鉄型が大好き。DE10大好きなのです。
最初に購入したのはTOMIXだったでしょうか。。。その後、TOMIX製を追加で1台、KATOの旧製品を2台、そしてKATOのリニューアル品暖地型を1台、そしてこのMICRO ACE製を1台・・・
気が付けば、合計6台のDE10を購入していました。。。
MICRO ACEのDE10は、車番1005号車。実物は盛岡から高松機関区、最後は神岡鉄道で生涯を終えましたので、この写真のように50系を牽いたことはないかもしれません。
しかし、最後の華向けに、客車を牽かせてみました。 
MICRO ACEの製品は、解放テコもモールドされていて、非常に完成度の高いモデルだったと思います。ありがとう!!


2018年4月1日日曜日

バス停「北浦渡船場」

岡電バス、バス停「北浦渡船場」。
岡山に帰った際、現在の「北浦渡船場」バス停の写真を撮ってきました。
先日のブログ「福島・中央市場線 午後回り最終日」でも触れましたが、岡山臨港鉄道「岡山港」駅の近くにあり、「渡船場」とは、児島湾の締切堤防完成以前に岡山港から児島湾を渡る船が出航していた港の証。
「北浦」は、岡山港を挟んで児島湾の対岸の地名であります。
背後に写る山は、児島湾の対岸にある金甲山です。

写真家、柴田秀一郎さんの「バス停留所」という名写真集があります。
なんでもない日常風景の中に、1本のバス停が立っているだけで、そこから人間の温かみ、ドラマが見えてくる、すばらしい写真集です。

何となく、岡電バス「北浦渡船場」も、寂れた港の、荒涼とした風景の中にポツンと傾いて立つバス停ですが、その歴史を刻むバス停名と共に、何となく絵になるバス停、と思うのは、ボクだけでしょうか??
「北浦渡船場」正面からだとこんな感じ。
反対方向を望む。


ちなみに、昔は岡山港の工場への通勤路線、更に昔は、小豆島フェリー航路の連絡路線、そして更に昔、岡山臨港鉄道と共に、児島湾岸への渡船の連絡路線であった11系統「福島・中央市場」行も今や朝夕5本のみ!!(土日運休!!)
「北浦渡船場」での乗降客は、一日何人あるのでしょうか??
背景にあった岡山港湾運送のいすゞ「ギガ」と「810型」(写真左端と左から3番目)のダンプトラックを。「810型」も1994年にギガに移行しているので、もう20年になるのですね。
岡電バス「北浦渡船場」バス停のお話でした。