2021年5月23日日曜日

車両展示用シーナリーセクション製作記(2013年の話)~その3~【完結そして失敗編】

 前回までの「その1」「その2」の記事を書いて、ずいぶん日が経ってしまったのですが、今回は完結編です。

車両展示用シーナリーセクション製作記(2013年の話)~その1~

車両展示用シーナリーセクション製作記(2013年の話)~その2~

何故、筆が進まなくなったかというと、実はここから先は失敗談を書かなきゃいけないからなのです。

いきなりですが、100円ショップ「ダイソー」で購入した「すきまテープ」。

これで何が表現したかったかというと、「夏の田んぼ」なのです!!

2013年7月に、関東鉄道キハ30と、真岡鉄道C12+50系客車に乗りに行った車窓。


そう、この「緑の絨毯」!!
風が吹くと一面サワサワ~っと!!
映画「となりのトトロ」で、サツキとメイを抱えたトトロがつむじ風となって吹き抜けていった、日本の原風景!!!


因みに、鉄道blogとして、その時に乗った車両も記載しておきましょう。
キハ30→関東鉄道キハ101(2017年引退)
真岡鉄道C12。
実は、ボクとしては、蒸気機関車が第一目標というわけではなく、密かに、補機としてDE10が連結されており(折り返し列車はDE10牽引列車として乗車できる!!)、DE10+50系客車という、国鉄民営化前後のローカル列車の雰囲気を楽しんだのです・・・
真岡鉄道では、譲渡された50系客車が、ほぼJR時代のまま走っています!
嗚呼、正にレッドトレイン!!
・・・って、

うわっ!!!

その「すきまテープ」を緑色に染めて、張り付けた田んぼは、この写真の通り・・・

茶畑かっ!!!!

静岡の辺りの茶畑なら、これで成功なのかもしれませんが・・・

しかし、夏の田んぼの表現としては、他に「人工芝」を使ったものも知られていますが、、、

人工芝では、ちょっとリアルさに欠ける気がするし・・・
うーん、「茶畑」よりも人工芝の方が良かったのだろうか・・・

今回は、ボクの中では及第点に届かず・・・

夏の田んぼの表現については、次回以降の課題になりました。。。

さて、完成までの工程を急ぎましょう。

樹木についてです。
ちょうどこのシーナリーを製作していた時期に、トミーテックのジオコレから樹木が発売され、購入してみました。
最初に発売された「欅」。
トミーテックWEBページの完成写真は、すばらしく出来が良い。

トミーテック「情景コレクション ザ・樹木シリーズ」

だが、しかし・・・

まぁ、あんまりDisる(悪く書く)のは、気が進まない。
製品化したトミーテックさんの心意気だけは、評価したい。。。

平面として見た「樹影」は、良くできているのだが・・・

・・・結果、使うのを止めました!!!

そして、0.3mmの針金をネジって自作することにしました。

よく紹介される樹木の自作方法ですが、ボクも中学校時代にこの方法にチャレンジしたこともあり、結局、確実で立体感ある、リアルな樹木になる気がします!
中学校時代製作のジオラマ。

で、今回のシーナリー。

葉っぱには、中学時代と同じく、「ナイロンたわし」を手でちぎったものを枝に絡めています。幹は、針金を紙粘土でコーティング、メタルプライマーを塗った後、レッドブラウンを吹き付けています。

写真の通り、柱だけの農機小屋の横は、小高い丘にして、トミーテックの神社セットから、「お稲荷さん」を設置してみました!

踏切も、トミーテックの情景コレクションから。


踏切と言えば、ボクが子供の頃は、グリーンマックスの踏切を塗装して組み立てるか、津川洋行の製品を買うか・・・しか、選択肢が無かった(電動の踏切を除く!)ので、このトミーテック製品も、発売当初は喜んだのですが、いざ手に取ってみると、塗り方が・・・

見た感じ、津川洋行製品より塗り方が雑。。。しかし、スケール感で言うと、津川洋行製品が少し大きめでオーバースケール気味なのかなぁ・・・


かといって、グリーンマックス製品をちゃんと作り上げる技術も無し。。。


いやぁ、津川洋行製品って、リーズナブルな価格で良くできた製品だったのだなぁと、今になって感心しました。。。
まぁ、写真に撮るとそれほど塗装の粗が目立たない・・・まぁ、良しとしましょう。

アクセサリー、人形等を配置して、このシーナリーセクションは完成とします!

羊を置いてみましたが、ひっくり返っていますね!

ということで、次回!?本格的レイアウト製作に向けて!?の習作として、2013年のシーナリーセクション製作記でした!

次回はいよいよ、最新のシーナリー製作記を書きたいと思います!!










0 件のコメント:

コメントを投稿